ウクレレ蛇腹ライニング2017.10.11

ウクレレ蛇腹ライニング

 

昨日までに胴組みが終わり今日は胴削り作業です。最近のやり方は表側のみ真っ平なのでドラムサンダーに通して、裏側は手鉋で削ります。裏板のカーブに合わせて胴削りも少し斜めに、また上側に行くに従って少し胴厚が薄くなるのでこのカーブ具合は長年染みついた感覚頼りです。胴厚指定の場合、ボディ下部の厚みで測り、上側に向かって薄くなります。この差が少ないと弁当箱のようであまり好きではありません。

 

ライニングは基本的に蛇腹にはしませんが、ボディ外周にパフリング貝を巻く場合や上級機種には蛇腹ライニングを。また最近では蛇腹の切れ込みの向きを表裏で逆にしたりしています。表のライニングは切れ込みを外向きに、裏側は内向きに来るように曲げますが、いっそのこと裏も表と同じでいいんではないかと思案中です。


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