ターコイズ・サウンドホール・ロゼッタ2018.09.07

ターコイズ・サウンドホールロゼッタ

 

ターコイズはいわゆるトルコ石というやつです。普段ほとんどというか全く使いませんが今回は頼まれて取り寄せてみました。サウンドホールとポジションマーク、fロゴも全てターコイズで揃えました。2㎜のサイドポジションマークもターコイズ仕様で、また珍しくハワイアンコア指板なので良く映えます。結構ポロポロと欠けてくる感じなので気を付けながら埋め込み、ターコイズパフリングなんてのもやってみたら綺麗そうですが、今回はありません。

 

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古楽器風?ウクレレブリッジ2018.09.04

古楽器風ウクレレブリッジ

 

リクエストがあったので久々に古楽器風?なウクレレブリッジを作ってみました。少々手間ではありますがこういうのもたまにはいいでしょう。クラシック出身ですし卸している問屋さんもクラシックギター専門店だったりするので、こういうのが好まれます。ハカランダのコンサートに付く予定なのでブリッジもハカランダで作りました。接着面積を稼ぐために通常のコンサートのブリッジよりも少し長めに。テナーのブリッジの両端を尖らせた感じです。

 

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ウクレレブリッジ再接着修理2018.09.01

ウクレレブリッジの再接着修理

 

綺麗に剥がれたウクレレブリッジの再接着修理です。少しトップ落ちはしているものの中にブレーシングも貼ってないので貼り直すこと自体は特に難しくはありませんが、でもとにかくウクレレは良くブリッジが取れます。ウクレレは小さいことに意味がある楽器ですが、小さいボディでそれなりに鳴らすためには板も薄くしなくてはいけませんし、薄いという事は強度もあまりないという事でトップ落ちは起こすし、色々大変な楽器だなぁとつくづく思います。

 

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古いカマカ・テナー修理2018.08.29

カマカ・エボニーブリッジ交換修理

 

かなり年季の入った古いカマカテナーの修理です。古いだけあって色々問題箇所があるテナーですが治します。ご依頼内容はUPTペグへの交換とネック反り矯正、それとブリッジ交換になります。その他にも指板横の表割れや裏板バスバー外れ等もありましたが、それらを治していたら大事になってしまうので、とりあえず今回は見送りになりました。とにかくネック反りが強烈で1度では治らず2度熱を加えて何とか矯正できたといった感じ。それでも弦を張ると軽い順反りになってしまうので、これ以上は無理っぽかったです。

 

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ウクレレ指板バインディング2018.08.25

ウクレレ指板バインディング

 

指板バインディングを貼る際にメイプルやハワイアンコアバインディング等、明らかに指板と色合いが違う場合は基本的にそのまま貼りますが、ローズやエボニーバインディングだと色がかぶってしまうので通常白い突板を挟みます。これはボディバインディングやパフリングでも同じ事で、ボディがハワイアンコアでバインディングもコアならその間には何か挟みたいところ。でないとパッと見、境目が分からなくなってしまいます。

 

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