ウクレレにイニシャルを2016.01.09

イニシャルの刻印

 

ウクレレにイニシャルを入れてほしいというご依頼はたまにいただきます。入れ方や入れる場所等は大体決まってきますが、自分だけの1本というか、購入した証としてどこかに自分のイニシャルを入れたいと人は思うもの。またウクレレ工房 F’s uke のウクレレヘッドには F の文字が入るのでご自分の名字が同じFだとそれだけで喜んでいただける場合も。

 

 

まず刻印の場合、大抵はヘッド裏に入れます。マホガニーは軟らかい木なので難なく打てますが、磨いているうちに溝が浅くなってくるので塗装前に再度打つ必要がある場合も。黒檀には硬すぎて打つのに難儀しますが、何度も打ち込めばできないことはありません。

 

指板イニシャルインレイ

 

指板にはポジマークの代わりとして任意の場所に入れることができますが、手作りのインレイなのであまり複雑な字体はできません。10㎜程度のサイズで簡単な字体のものを白蝶貝等で象嵌します。またヘッドに入れる場合には指板のモノより大きいのでもう少し複雑な字体も。色々なフォントで作っている業者もあるので取り寄せることもできます。

 

ヘッドイニシャルインレイ

 

その昔、サウンドホール内に貼るラベルに為書きをすることが良くありました。「○○氏の為にこの楽器を製作いたしました」と製作家自身が書くことが喜ばれたのですが、最近ではあまり見かけません。ウクレレ工房 F’s uke のラベルにも基本的には型式とシリアルナンバーのみです。でもご依頼があればいくらでも。カスタムオーダーのウクレレなんですから。

 

 


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