ウクレレ表板のセラック塗装2016.07.23

ウクレレ表板のセラック塗装

 

ウォルナットコンサートの仕上げが表板以外仕上がりましたので今日から表板のセラック塗装です。表以外はすべてバフをかけ磨き上げました。ペグもすでに装着しナット・サドル製作、弦高調整やピックアップ調整もすべて終わっています。あとは表板の塗装ができれば完成といった状態です。セラック塗装はいろいろデリケートで手間暇がかかるので先に表以外すべて仕上げてしまってから、最後に表だけ仕上げます。

 

セラック塗装は昔からヴァイオリンやクラシックギター等で行われてきた塗装方法です。他の塗装方法と比べて時間や手間暇がかかるので最近ではあまり行われていないのかもしれません。高級ヴァイオリンや手工クラシックギター等の一部ではまだ行われていますが、量産型の楽器ではまず見かけません。

 

セラックとはラックカイガラ虫という虫が分泌した樹脂状の分泌物を精製加工した塗料です。アルコールに溶かして使います。無色のものや色の付いたもの等、いくつか種類がありますが今回使用するものはレモンセラック。塗料自体に色がついているので重ねて塗っていくと徐々に表板が黄色っぽくなってきます。

 

セラック塗装は他の塗装と比べて扱いが難しいので、時間をかけてじっくり行っていきます。何度も重ね塗りを行い充分な乾燥時間も必要なので完成まではまだしばらく時間がかかります。


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