レイスドフィンガーボード・ハカランダ・テナーウクレレ2024.12.23
前回は6弦ギタレレ仕様のレイスドフィンガーボードでしたが、今回は普通に4弦のテナーウクレレ仕様で。少し経ってしまいましたがすでに納品済み、ハカランダも最上グレードで派手な見た目なもの、前回は少し黒っぽいハカランダだったので、今回はもう少し赤っぽい派手な材で作りました。またバインディングや天神、ピックガードまで全てハワイアンコア仕様で、こちらもギラギラの最上級カーリーコアなので見た目がとても派手、前回6弦と基本同じ仕様のハカランダテナーが完成しました。
レイスドフィンガーボードは前回で慣れましたが、少し改善点も見つかったのでさらに改良した点も。他のウクレレ同様、同じボディに付けば話は簡単ですが、それだとネック角がすごいことになってしまいます。レイスドフィンガーボードの嵩上げ分を稼ぐためには、ボディ自体の仕様も変える必要があり、つまりボディの表板にもテーパーを付けなくてはいけません。表板を上側に向かってテーパーを付け落ち込ませて、それで嵩上げ分を作ります。ハカランダでアディロンダックスプルースは前回と同じ、とても綺麗な音が出ていました。