コアロハブリッジ作り替え2025.07.18

コアロハブリッジ作り替え

 

コアロハのハワイアンコアブリッジの1弦を引っ掛ける溝が拡がってしまう良くあるトラブル。この部分だけ補強して治しても、やってやれないことはありませんが、ここはとてもテンションがかかるところなのであまりお勧めはできません。なのでブリッジ全体をエボニーのような硬い木で作り替えてしまう方が後々安心。今回もエボニーで作り替えて、さらに穴の空いた結ぶタイプにしたので、1弦が抜けてしまうトラブルはもう大丈夫です。

 

ブリッジ剥がれ修理

 

あと1台は古いカマカのブリッジ剥がれ。こちらは完全に綺麗に剥がれていたので、元あった場所に貼り付けるだけ。ボンド滓もあまり付いておらず、少し強度不足だったかも。また古いウクレレはボンド劣化が起こるので、そういった理由からも取れてしまうことが多そう。こちらは綺麗にボンド滓を取り除いてから再接着。最近の気候の変化からか、ブリッジ剥がれ修理が続きますが、ウクレレはブリッジが小さい割にテンションが強いので、よく取れることがあります。

 

コアロハブリッジ作り替え

 

 


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