ロプリンジ割れ修理2020.01.25

ロプリンジ割れ修理

 

ロプリンジウクレレ、落下事故による表裏の割れ修理です。修理箇所が分からなくなるよう綺麗に治したいという事で最終的にボディ全面を艶消しで吹き付けました。衝撃によるクラックなのでハタガネで締めれば傷口が閉じてちゃんと圧着されます。今回のも傷口からボンドがプツプツとはみ出していて理想的な接着、裏から補強パッチを貼り付けました。

 

前回の陥没修理と違い、通常はこのような1本スジのクラックなのでボンドを入れて圧着すれば大抵は傷口が閉じて分からなくなってくれます。乾燥で割れる場合は傷口が開いてしまうので圧着しても傷が閉じてくれずに埋木が必要になりますが、衝撃によるクラックではそれが必要ないので修理自体はそれほど難しくありません。


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