乾燥割れ修理2020.09.18

乾燥割れ修理

 

落として割れた等、衝撃によるクラックと違い乾燥収縮の割れは開いてきてしまうのでちょっと厄介な修理になります。1台は表板ブリッジ下部の乾燥割れ、もう一台は裏板センター接ぎの接ぎ割れです。両方とも乾燥割れで開いてきてしまっているので埋木する必要がありますが、裏板センター接ぎは簡易的に治すということで埋木無しで何とかやってみます。

 

裏板センター接ぎ割れ修理

 

ブリッジ下部の割れたウクレレはダブルホールの小さなサウンドホールが2つ、さすがにここからクランプは入れられないので補強パッチを貼ることが出来ません。もう1台は裏板の割れ止めや横に走るバスバーが入っていないので開いてきた模様、補強パッチを何ヵ所か貼り付け、隙間には何か充填してから部分塗装で簡易的に仕上げます。

 

<追記>

コア表割れ修理

 

ハワイアンコアの埋木は大抵分かってしまいますが、今回のは意外と色あわせがうまく行きました。裏から補強パッチを貼りたかったのですがダブルサウンドホールでクランプを入れることが出来なかったので断念しました。

 

 


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