ベルシェイプソプラノのロングネック2016.04.24

ベルシェイプソプラノロングネック

 

ベルシェイプとはギターで言えばドレッドノート。修行時代はこの形のコンサートが定番でしたが、今回ご依頼いただいたのはソプラノです。しかもロングネック仕様。ソプラノとコンサートの中間スケールで362mmです。更にジョイントが14フレットなのでネックが異様に長く見えますね。12Fだとブリッジがかなり下に来てしまうので14ジョイントにしました。

 

ベルシェイプの形自体は他の製作家の作品を参考にしながら多少丸みを帯びた感じに。ジョイント部とお尻が真っ平のものを良く見かけますが、なんかあまり好きではなくて。好きな人にはあれがいいのかもしれませんけど今回は全体的に丸っこくしてみました。

 

ピックガードは今回もご指定通りの塗装なしでコア材。塗装すると虎杢は映えますが塗装無しでも結構いい感じ。細かい番手まで磨いて傷を消しつつチークオイルで磨き上げます。今回はバフをあえて掛けなかったのでテカりはありませんがそれが逆にいい感じです。

 

今日パイナップルウクレレ修理楽器と一緒に大阪方面のウクレレプロショップへ発送されます。

 

ベルシェイプソプラノ


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