複弦ウクレレ・ブリッジ剥がれ作り替え修理2024.04.16
少し前にもありましたが今回も複弦ウクレレのブリッジ剥がれ修理。流石にこのまま貼り直すことはできないので、ブリッジ自体作り直します。複弦ウクレレは単純に倍の力でテンションがかかるので、このクラシックタイプの形状ではおそらく持たない、これが剥がれてきた主因の一つだと思います。なのでもう少し強度が出る形状のブリッジに作り替えます。ブリッジの大きさ自体も一回り大きく作って接着面を広げることで、より剥がれにくくしたいところではあるのですが。
剥がれかかったブリッジを剥がして気が付いたのですが、このウクレレの表板は何と合板です。合板に複弦ウクレレとはちょっと驚いてしまいましたが、強度的にどうなんだろうかと悩んでしまいました。案外大丈夫なのかもしれませんが、合板に複弦とはちょっと思い至らなかったです。で今回はしませんでしたが、合板にせよ単板にせよ、複弦ウクレレはテンションが強いのでやっぱりネジ留めしたほうが良いかと思いました。ウクレレでネジ留めは大変なのですが。