ストラップピンの取り付けは穴を開けてネジ止めするだけなので、少し心得のある方なら自分でも簡単にできますが、付けてほしいというご依頼もちょくちょくいただきます。実際に工房へ来られる方でしたらその場で取り付けますし、遠方の方でも送ってもらえればすぐに取り付けて発送することができます。今回は遠方の方からのご依頼なので送っていただきました。

ストラップピンを付けない場合には脇に挟んでウクレレを弾くことになりますが、それが弾き難いと感じるならストラップピンを取り付けストラップを使用するのも一つの方法かもしれません。実際今回のテナーウクレレのように大きいとストラップをした方がずっと安定しますし、ピックアップが付いているウクレレだとエンドピンジャックがその代りをしてくれます。

今回はボディ底部に一つ取り付け、上はヘッドに結わくやり方です。ネックのヒールにもう一つ取り付けて2か所で固定するやり方もあります。どちらがいいかは一概には言えませんが、人それぞれ実際に弾きやすい方を選べばいいと思います。