ストラップピン、ナット・サドル・ピックガード製作等2016.08.27
先日来たテナーウクレレの修理楽器。すでに完成して発送済みです。塗装の必要ない修理はそれほど時間がかからず行えますが、他に色々仕事が立て込んでいましたので受け取ってすぐにはできませんでしたが、それでもそれほど時間はかからず何とか終わりました。ナット・サドルの作り替えとストラップピンをネックヒール部への取り付け、黒檀製のピックガード製作でした。
ナット・サドルは普通に牛骨で。なるべく低めの弦高でということでしたので2mm強まで下げました。また新たに張り替える弦は Low G なのでサドルも Low G 用に加工しました。
ストラップピンはネックヒール部へ。このウクレレはネックヒールの形状がとても細いのでどうかとも思いましたが、まあ問題なく取り付けました。ストラップピンを取り付けるネジは結構長いので取り付ける角度によっては反対側へ突き抜けてしまいそう。今回は問題なく大丈夫でした。
ピックガードは黒檀製。ピックガードは貼ると音が変わるとよく言われるのでなるべく薄目にしました。大抵は音がよくなったとは言われるものの、黒檀は堅いので1mm程度までなるべく薄目に。傷を消すために細かい番手まで磨いて最後オイルで磨きます。塗装はしていません。