ウクレレペグの不具合・軋み2017.09.18

ウクレレペグの軋み

 

このカマカ100周年モデルのペグ不具合を治すのはこれで2台目。全てのペグで回すとギシギシ軋む音がします。ナット溝が狭くて弦が軋む場合もありますが、この症状はペグ穴によるもの、前回と全く同じ症状でした。カマカの工場は全てオートメーション化されていると聞いたことがありますが、同じように作っているのなら他にもこの症状が出たモデルがあるのかもしれません。

 

ストリングポストの穴が少し窮屈で狭いので、中のどこかにポストが擦れて軋む音がしています。ペグを外してみると確かに穴が貫通していません。貫通させるべきという事ではないのですが、ストリングポストの幅や深さをピッタリに狙い過ぎていて余裕がないのがこの症状の原因。なので0.5㎜程度大きめの穴を少し深めに開けなおせばこの症状は治まります。修理自体は簡単なのですがペグが軋むのはやはりあまり気持ち良くないので。


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