牛骨サドル作り替え修理2017.12.13
牛骨ナットやサドルの作り替え修理は割と良く依頼される仕事、今回もコアロハとカワカミウクレレのサドル製作修理です。どちらも弦高が低すぎるので作り替える必要があります。コアロハは同時にナット溝も低すぎるのでナット・サドル共に作り替えました。カワカミウクレレはご依頼主がご自分でPUを交換されたようで、それに合わせてサドル交換とPU調整です。
コアロハは元々は人工象牙のようですが、今回は牛骨でいいという事で普通に牛骨で作り直しました。このコアロハはギター用のフレットが打たれている割にナット溝が低くビレています。のでナット・サドル共に作り替える必要がありました。カワカミのPUはMiSi、いつも音量バランス調整で苦労することが多いPUですが、今回もどうにもバランスが悪く、特に1弦が微妙に弱い。1発で決まる場合もあることはあるのですが、今回は薄板を挟んだり、サドル底を削ったりと苦労しました。