ハカランダウクレレ・スロテッドヘッド2018.01.12
実はこのヘッド形状をスロテッドヘッドと呼ぶという事を知ったのは、独立してウクレレを作り出してから。修業時代はクラシックギターでしたので当然全てスロテッドなわけで、全部そうであるなら別にスロテッドと呼ぶ必要もないわけです。また古い老舗工房だったこともあり、基本的に呼び名はほとんど日本語で、ペグは「糸巻き」だしネックは「棹」だしブリッジは「駒」といった感じで、いまだその感覚が抜けません。
でそんなことはいいとして、基本的にハカランダ等の高級機種の場合、スロテッドの糸倉の先端は四角くします。別にそうしなくてはいけないわけではないですが、クラシックギターでも高級モデルではされることも多く、結構好きだったりするので。黒白の突板を天神に挟むとそのラインが四角く出て綺麗です。まあやりたいからやっているわけであります。