板の厚み出し2018.03.18
独立当初は機械設備も貧弱かつ本数も少なかったのでもっぱら手鉋で厚み出しをしていましたが、ここまで本数が多くなってくるとさすがにそういう訳にもいかず、8割方は機械任せ。最終的な微調整のみ手でやる感じです。ローズウッドやマホガニー等、均一な木目の材は自動鉋で、ハカランダやカーリー系の目が入り組んだ材は割れてしまうことがままあるので、ある程度まで自動で、最終的にはドラムサンダーで厚み出しです。
修業時代はそれこそハカランダだろうがハワイアンコアだろうが自動鉋で仕上げていました。倉庫に行けば材料がそれこそ山と積まれていたし、親方もやれって言うし、自分の材料じゃないし…という事でやれと言われれば断る理由もないので、ガンガン自動に通して、割れたら割れたで仕方ないと。今では怖くて中々できませんが、あの頃は平気な顔してやっていたなぁ…。