形ごとに数種類の専用胴曲げ機を駆使して、曲げに曲げたりウクレレ約30台分。一緒にライニングや鉢巻も曲げるので膨大な量になってしまいました。これをまた何日かかけて胴組みしていきます。板を曲げることに驚かれる方がたまにいますが、板は熱を加えると簡単に曲げることができます。熱したパイプの手曲げでも曲げられますが、この量だとさすがに胴曲げ機が必要、アメリカスタイルの曲げ機は好きでないので、アルミ製の自家製胴曲げ機です。

アメリカスタイルの胴曲げ機は曲げる過程が煩雑で、まあ食わず嫌いかもしれません。どうしてもやる気が起こらず面倒でも自家製胴曲げ機を作ります。アルミを削って作るので大変なのですが一度作ってしまうと後は挟んで曲げるだけなので、早いし簡単だしで重宝しています。さて、胴曲げも終わりましたので今日から胴組み30台です。ちょっとウンザリ…。