ソプラノ表板剥がれ修理2018.11.08
ソプラノウクレレの表板剥がれ修理。落としてしまったようで結構広範囲にわたって剥がれてしまっています。ここまで広範囲に剥がれてしまうと、ボディの形が歪んでしまい再接着に苦労することがままあるのですが、このソプラノは合板製だからなのか歪みがほとんど無く、接着剤入れてわっぱで固定するだけの簡単な修理になりました。合板の楽器は通常バインディングを巻いて隠すものですが、このソプラノは隠す気ゼロの何とも潔いウクレレです。
昔はハワイアンコアの合板でも結構綺麗なカーリーコアを使用していましたが、今でもあるんだろうか?見た目だけは派手派手なハワイアンコアの合板、今考えると何とも贅沢というか、勿体ないというか、もう本当手に入らなくなってきているので頭が痛いですが、こればかりは仕方ありません。使えるうちに使っていよいよ無くなれば、その時はその時で考えます。