サイドポジションマーク2016.01.04

サイドポジションマーク

 

クラシックギターには通常入れることがないサイドポジションマークですが、ウクレレには基本的に指板面のポジションマークと一緒に必ず入れます。5,7,10,12フレットに入れるのが基本ですが、場合によっては3フレットや15フレットにも入れることがあります。中にはサイドポジションマークだけでいいという方もいて、そういった場合には指板面には入れません。

 

 

指板面に入れるインレイは別として、ポジションマークを入れた場所のサイドにサイドポジションマークを入れるのが基本です。5,7,10,12フレットならサイドにも同じ所へ、12フレットだけ2つ並べて入れることになります。たまに3フレットにも入れてほしい、15フレットにも入れてほしいというリクエストをいただくので、その場合には指板面・サイドとも両方入れます。

 

サイドポジションマークの穴は必ず下の方ギリギリに開けるのが理想。マホガニーとエボニー指板面ギリギリのところです。可能性として将来的にフレット打ち変え等で指板面を削り直すこともあり得るので、あまり上の方にサイドポジションマークがあると消えてしまうかもしれないからです。

 

それ以外にも指板横の面取りも必ず木部まである程度大きく削るので、やはり下の方にサイドポジションマークがあった方が理想です。


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