ウクレレ製作の合間に片手間で試しにミニチュアウクレレを作ってみました。弦長が16センチちょいですがちゃんと弾けます。フレット間隔もきちんと計算したので、弾けさえすればちゃんと音楽にはなります。弾けさえすればですが。外国には同じくらいのミニチュアウクレレを器用に弾きこなしている方がいますが、こんな狭い間隔でよく弾けるもんだと感心してしまいます。たばこは吸わないので乾電池と一緒に。

 

 

ペグはギターのブリッジピンで溝のついていないタイプに穴を開けています。さすがにこのウクレレにつけられるペグは無いので昔ながらの旧式ペグですが、ヘッドはもう少し大きくした方がよかったか、改良の余地がありそう。ちょっと糸巻がまわしづらいです。

 

弦はフロロカーボンの釣り糸。3種類の太さで変えてあります。何オクターブ上かでちゃんとソドミラに調弦可能。弦高は1～1.5mm程度に低くてもビレる感じはありませんでした。

 

サウンドホールの中にちゃんと小さなラベルがシリアル入りで貼ってあります。通常は完成後にラベルを貼りますが、ここまで小さいと貼れないので、裏板の時点で最初に貼りました。

 

 

 

初めて作ってみて思ったことですが、1㎜でもずれると楽器が小さいので見た目でかなり違和感が出てしまいます。もう少し指板幅を広げて弦間隔に余裕を取れば、何とか弾けそうな気もします。もう少し改良してみます。それとこのウクレレ用のケースがないので、これ用のスタンドも合わせて作ってみてもいいかもしれません。