ウクレレの胴組み型製作2016.03.13

ウクレレの胴組み型

 

ウクレレでもギターでもいわゆる箱物と呼ばれる楽器を作る場合に必ず必要になってくるのが胴組み型です。この型に横板をぴったりと添わせて前後ブロックやライニングを接着します。ギターの胴組み型ではもっと厚いベニヤ板を使って作りますがウクレレなので12mmベニヤを2枚使って製作します。

 

今回はベルシェイプのウクレレやご注文主考案のボディシェイプ等、新しい形のウクレレを作るのでまずは胴組み型を製作しました。12mmのベニヤ板を2枚に高さを稼ぐためのブロックを挟んで作ります。このやり方は修行時代からですが、長く何度も使っていると壊れてくるのがちょっと難点。たまにしか作らない形ならこれで問題ありませんが、しょっちゅう作る形であれば、ベニヤを何枚か重ねて普通に作る方が丈夫で長持ちするかと最近考え直しています。

 

良く作るラインナップの胴組み型はものによってはかなり壊れてきてもいるので、機会を見て少しづつもっと丈夫なものに作り替えていこうかと思案中です。仕事の忙しさにかまけてなかなか重い腰が上がりませんがそんなことも言っていられないので。


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