ペグヘッズ・ウクレレ用糸巻き2019.03.04
チューニングが狂ってしまうのでペグ交換修理としてやって来ましたが、実際どこが壊れているのだろう?とちょっと色々いじってみます。付いているペグは Pegheds という元々はヴァイオリン属用のギアペグとして開発されたようで、形状は確かにそれっぽい。このペグは木部にじかに接着されているので、接着が外れかかってるのかな?とも思ったのですが、どうやら接着はがっちりと問題なさそうです。
うーん、なるほど。色々いじってみたり Pegheds のサイトを見たりして、何となく原因が分かりました。このペグは引っ張りながら回すと緩み、押しながら回すと締まるという構造のようで、まさに伝統的なヴァイオリンペグのような感覚です。なので引っ張りながら調弦すると、緩んだままなので狂いやすいと、まあそういう事なのでしょう。押しながら調弦すると固く固定されるので、おそらくペグ自体は壊れていないんだと思います。