ブリッジ剥がし・再接着修理2020.02.13
昔と違いこれだけピッチの狂いを言われる昨今、完璧には合わないもののそれでも弦長補正やピッチ調整は必須だというのに、このウクレレはたまに見かけるマイナス弦長補正状態。まあ当然ですがピッチは合わず思いっきりシャープします。ということでブリッジを一旦剥がしての正しい位置へ再接着。今回は簡単にヘラが入ったので剥がすのは特に問題ありませんでした。
1センチまではいかないもののそれでも5㎜以上は後ろにずらしました。当然表板の再塗装は必要になります。昔のウクレレは伴奏楽器としてこれでも何とかなっていたのかもしれませんが、今はとてもシビアに言われるのでこれだけピッチが狂うのはあり得ないのですが、それでもたまにこういうウクレレは見かけることがあります。