懐かしの茶位コンサートのオーバーホール修理です。見慣れない仕様なので私が独立した後の作品のようですが、ウレタン艶有り塗装からラッカー艶消し塗装への吹き直し。またこのコンサートは妙にズッシリと重たくそれも何とかしたいということで、とりあえず裏を開けます。ボディ厚をもう少し薄くすれば少しは軽くなるだろうという事なのですが、そんなに変わるかなぁ・・・と思いつつ、開けてみました。

で裏板がネオハカ材で妙に重たい。厚みが通常より1mm 程度厚く、何でこんなに厚くしたんだろうと思いつつ、削ってみました。もちろんバスバーやラベルが貼ってある側はイジれないので、外側だけ手加減で均一な厚みになるようもう少し薄く。それだけでも随分と軽くなったので、あとはボディ厚も1cm 程度削ってから裏板を貼り直しました。最終的にはいい感じで軽くなったようなので良かったです。でも何で裏板をこんなに厚く作ったのか謎でしたが、喜んでもらえたのでいいでしょう。