茶位コンサート・再塗装修理2022.09.30
茶位コンサートの再塗装修理・第二弾。パープルハートの薄型ボディ・コンサート。私がいた頃はパープルハートなんて材は使ったことがありませんでしたが、とにかくオーバーホールで新品同様に仕上げます。かなり弾かれているようであちこちキズだらけなので、塗装剥離の上、半艶塗装で吹き直し。前回はカラーが吹かれていたのでロゴマークを残すのに苦労しましたが、今回は特に問題無し。フレットバリも少し出ているので一緒に取ってしまいます。
表板が少し凹んだのか、弦高が低めで少しビレています。茶位ウクレレも表板を膨らませているはずなのでトップ落ちというほどではないですが、それでも表板が沈んで来れば当然弦高も下がります。これはサドル交換で弦高を上げるしかありません。前回の茶位はネックのみ半艶で仕上げましたが、今回は全面半艶ラッカーで新品同様に生まれ変わる予定です。