カッタウェイ・ソプラノコンサートスケール2018.12.28

ソプラノ・カッタウェイ・コンサートスケール

 

 

カッタウェイのソプラノボディにコンサートスケールというまた新しい試み。ソプラノのロングネックは通常ソプラノ・コンサートの中間スケールなので、それよりさらに長くなります。サウンドホールの位置はボディによって自ずと決まってくるので、あとは何フレットジョイントにするかで、通常の14ジョイントならブリッジはどの辺りに来るか等考える必要があります。今回はコンサートスケールという事で、ブリッジはやや後方に付きましたが14ジョイントでも大丈夫と判断しました。

 

ご依頼主の方もとてもいい音だと喜んでもらえたので良かったです。F’s uke の目指すところは「そこそこの材料で素晴らしい音を!」です。見た目豪華でも平凡な音ではあまり嬉しくありません。勿論万人受けするわけはなく、たまにお叱りを頂くこともありますが、音で差別化を図り、プレーヤーのごく一部の人たちに気に入ってもらえればそれで満足です。という事で今回のスプルース・コア・ソプラノもいい音が出て良かったです。


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