ハカランダボディ内部の塗装2016.11.16
ハカランダのボディ内部はクラシックギター時代からの名残りでいつも塗装をします。乾燥やクラック防止のためにエアブラシを使って。平面を塗装するのとは違い、ボディ内部は色々入り組んでいるのでスプレーガンよりエアブラシのほうが小回りが利いて吹きやすかったりします。下塗りをすれば本当はもっときれいに仕上がるのですが、そこまではなかなか手間で見た目より保護ということからクリアを直接吹き付けます。
ハカランダは通常のインドローズと比べて堅い故粘りがないので割れやすいのがネックです。その分音の跳ね返りが素晴らしいので昔からギター等では重宝されてきた材料です。充分に乾燥させたハカランダでも日本は湿度変化の激しい国なので割れてしまうときにはどうしても割れてしまいます。気休めかもしれませんが、少しでも湿度の影響を防ぐためにハカランダの場合は内部を塗装します。