カマカ・フレットビレ修理2016.12.24

カマカ100周年記念モデルテナー カマカ100周年記念モデルヘッド

 

カマカ100周年記念モデルというのが最近出ているらしく、ヘッドデザインやペグがいつもとは違うテナーウクレレですが少しビレっぽいということで修理が来ました。幸いネック反りは起こっていないのでその点は良かったですが、フレット打ちがちょっと甘い。フレットを強く叩きすぎるとこういった症状によくなりますが、端が浮き上がってしまったフレットが何本か。まずは接着剤を入れて押さえます。それでも多少凸凹になってしまうので少し多めにすり合わせをして何とか平らにしました。

 

フレット浮き接着 ブリッジサドル作り変え

 

少し縮んだのかフレットバリも若干出ていたのでそれもついでに削りました。後はフレット面にバフをかけてピカピカに仕上げます。それでも弦高が元々少し低めにセッティングされていたのでまだ少し3弦がビレっぽい。2,3弦はウクレレの場合テンションが弱いのでビレやすいのですが、もう少し弦高を上げて何とかビレはおさまったかなといった感じになりました。


Top