カマカの表割れ修理2017.04.28
カマカの表割れ修理です。ボディの左側の結構長い部分が割れてしまっていますので接着します。ハタガネ等のクランプで押さえてみて隙間なくぴったりと付くようなら埋木は必要なく、ほとんど修理したことが分からなく治ります。今回のカマカは衝撃で割れてしまったのか、ピッタリと付きそうなので綺麗に治ります。隙間にボンドを入れてハタガネで圧着、裏に割れ止めの補強パッチを2ヵ所貼り付け、最後に表だけ塗装をして完成です。
カマカは全く下塗り塗装をしていないか、していてもほんの僅かなようでコア材の導管が思いっきり出ています。なのでそれを再現するべく同じ感じで塗装しました。艶の具合も横裏と合わせて違和感のないように。カマカは半艶のサテン塗装が多いですが、このウクレレはほとんど艶有りな感じ。なので今回はラッカーの艶有り塗装をあえて吹きっぱなしで仕上げてみました。綺麗にほとんど分からなく治りましたね。