カマカ・表割れ修理2019.03.15

カマカ・表割れ修理

 

ソプラノカマカの表板クラック修理、駒の横に割れが発生、以前にもクラック修理をした形跡があり、その横に新たな割れが入ったようです。また一部表板も剥がれかかっていたので一緒に接着しました。クラック自体は接着剤を入れて圧着、その後裏側に割れ止めを貼って再び割れてこないように補強しました。塗装は艶消し塗装なので表板全面を吹き付け完成です。

 

サウンドホールから中を覗くと、どうやら以前にも割れ修理を行った形跡が。中にはすでに割れ止めが貼ってあり、何か見覚えがあるようなないような。以前私自身が治したのかもしれませんが、オーナーも変わっているようで詳細は判りません。ブリッジサドルが削れてしまい弦高が低くなっているという事でしたので、その部分だけ固めて補修しました。


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