カマカウクレレ・フレット交換2024.11.01
ハワイアンコア指板のカマカ・フレット交換修理。フレットの背が低く弾きづらいようなので、もう少し背の高いフレットへの打ち替え修理です。弦高も少し高めだったので、これを機にもう少し弦高を下げます。指板は通常塗装はしてないのでハワイアンコア指板だとどうしても汚くなりがち。フレットを打ち替えるにあたり指板面の平面を出したらとても綺麗な杢が出てきました。
併せてナットとサドルをオイル漬けのビンテージ骨に作り替えます。ビンテージの牛骨は光らせないとみっともないので、バフをかけてピカピカに仕上げました。弦高は低めセッティングでどうしても少しビレっぽくなりますが仕方ない、またブリッジを少し削らないとサドルの頭が出てくれなかったので軽く削って、弦高を下げる余地を作りました。フレット交換して弾きやすくなり、指板面も綺麗になったし杢も綺麗だしで気持ちいいですね。