コアロハ表板割れ修理2019.06.27
強い衝撃で割れた模様のコアロハです。例によってライニングが貼っていないので、横板にも一部割れが広がっています。乾燥割れと違い埋木が必要ないので、普通に圧着してから補強パッチを貼り付けて治します。表板の塗装は一旦剥離してから再塗装したので、割れた箇所がほとんど判らなく綺麗に治りました。ウレタン塗装のようなので同じようにウレタンを吹きました。
コアロハに限らず向こうのウクレレはあえて導管を見せる仕上がりにしているのが多く、何とか再現しようと試みるものの、やはり再塗装直後はピカピカ綺麗な鏡面仕上げ。下地塗装は控えめにしたので、時間が経てば導管が凹んでくるのを期待しつつ、逆に下地無しで仕上げるとそれはそれで導管の凹みが凄かったりと、中々悩ましいところです。