マーチン・UPT & ピッチ調整修理2018.12.23

マーチンUPT交換 & ピッチ調整修理

 

マーチンソプラノのペグ交換とピッチ調整修理。ペグはフリクションペグからUPTへ交換しますが、ヘッドが少し厚めの 12.5mm。12㎜を超えるとUPTは付かないので、厚いヘッド用のUPTLへ急遽変更して取り付けました。こんな事態を想定してUPTLも取り寄せておいて良かったです。また1弦の音程が合わないという事で弦長を測ってみると、確かに1㎜長い。フレット間隔は正確ですが弦長が1㎜長いのが原因のようです。

 

弦長が長いという事はハイポジションに行くに従いフラットするという事、チューナーで1音1音測ると確かにフラットしてます。という事でブリッジサドルを1㎜手前に持っていきたいところですが、木部にその余裕がありません。仕方なく0.5㎜だけ溝を手前に拡げて、さらに1弦のサドル接点を一番手前に持ってきました。完璧ではないですが随分解消されたので、まあこれで何とかといった感じ。ウクレレで多少のズレは当たり前とは昔の話、今は結構シビアです。


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