ブリッジ剥がれ・オーバーホール修理2018.05.21

ブリッジ剥がれ・オーバーホール修理

 

古い中西ウクレレのブリッジ剥がれ・オーバーホール修理になります。弦を引っ掛けるタイプのブリッジはその引っ掛けるスペースの分だけ接着面積が小さくなるので、接着強度が落ちないかなぁと思わなくもないですが、今回のウクレレもブリッジが完全に剥がれた状態でやって来ました。剥がれかかっているよりむしろ完全に剥がれていてくれた方が、接着しなおすのも楽ですし、強度的にもキチンと接着し直せるので安心です。

 

今回のウクレレはフレット間隔がちょっと微妙で且つブリッジ接着位置も少しずれているような感じ。幸い完全に塗装を剥がして行うオーバーホール修理だったので、正しい位置に接着し直し新品同様に仕上げることが出来ました。弦長補正をした位置へブリッジを接着したのと、ピッチ調整をするにはサドル幅が狭かったのであまり違いはないかと、今回はサドルの作り変えのピッチ調整はせずに弦長補正だけになりました。


Top