サップ入り・ハワイアンコア・ベルシェイプ2017.08.05
サップとは木材の白太部分、外側の白い辺材部分を指します。クラシックの世界では余りというか全く重宝されていないサップ入りの材なので、可能であればなるべくサップ部分は避けようとしたものですが、好きな人もいるので今回は試しにサップ入りのハワイアンコア材でベルシェイプを。サップ入りのコア材が1枚あったので、あえて表板で使ってみました。考えてみればサップ入りの表材は初めてかもしれません。
でどうせならとピックガードもサップ入りのハワイアンコア材で。サップが入った丁度良さそうな端材がうまい具合に見つかったので使ってみました。たまにサップが半分近く入った材のウクレレを見かけますが、それはちょっとやりすぎ。個人的な好みですがあくまでワンポイント程度に細くサップが入るくらいが丁度いいです。サップ部分は虫食いや腐りやすかったりしますし、スカスカなので音的にもどうなんだろうとちょっと思わなくもないです。