ドイツ松・ハカランダ・バリトンウクレレ2018.05.12

       ドイツ松ハカランダ・バリトンウクレレ バリトンウクレレ・ハカランダバック

 

ドイツ松トップに横裏ハカランダという、ギターでは昔から王道の組み合わせのバリトンウクレレです。ご依頼主には実際にこちらへ来て頂き、使用材を選んでもらいました。バリトンウクレレは過去何台か製作したものの、日本ではまだあまり弾かれる方も少なく、中々出て行かない楽器ですがウクレレの世界も昔より随分多様化しているので、これから作る機会も増えてくるかもしれません。

 

 バリトンウクレレ・白蝶貝ロゼッタ バリトンウクレレヘッド

 

今回は横裏に加え、指板・ブリッジにもハカランダを使用しました。またロゼッタの特徴的な白蝶貝に合わせて、ヘッドセンターやブリッジにも白蝶貝パフリングを埋め込みました。弦は通常ギター弦の2,3,4,5弦を張っていますが、今回はご依頼で4,4,5,6弦をソドミラの1オクターブ下という調弦です。1弦に張った4弦は少しテンションが強くピンピンした感じだったのでもう少し細い弦のほうがいいような気もしますが、とりあえず完成してすでに納品済みです。


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