2台共に同じスプルーストップ、ローズウッドのサイドバックでコンサートウクレレが仕上がりました。デザインはそれぞれご希望通りで随分イメージが違いますが弦長や構造的にはほとんど同じです。一方はクラシックギター風のロゼッタにアバロン貝パフリングを追加した豪華仕様、他方は赤白赤の細いラインのみというシンプル仕様です。またブリッジは共にエボニーの後付けでローG仕様というところも一緒になりました。

で同じ弦長のはずなのにブリッジの接着位置が微妙に違います。というのも1台は15フレットジョイント仕様という変わり種。ハイポジションをより弾きやすくというご提案でした。ブリッジもこれ以上はちょっと無理かなというくらい上に上がりましたが、でも何とかギリギリ大丈夫そう。音に関しても特に変わった感じはしなかったので特に問題はなさそうです。すでに2台共に発送済み、これでようやく全ての楽器が納まりましたので次の製作に掛かります。