ブリッジ穴埋め直し修理2019.06.24

弦の通りが右に寄りすぎ

 

右側へ大きく偏った弦の通りを治すため、ブリッジ穴を一旦埋木してから左側へ開け直します。本来は弦長もおかしかったのでブリッジを剥がすべきところでしたが、それでは大修理になってしまうため別の方法で何とかすることに。このウクレレに関してはもう大抵のことでは驚きません。弦長が短すぎてハイポジションではかなりシャープしますが、これはどうすることもできませんでした。

 

ブリッジ穴埋め修理

 

弦間隔も均一ではなかったのでナットを作り替えました。またUPTLペグへの交換という事でしたが、これまたヘッドの厚みが均一ではなく適当なので、4弦が厚いヘッド用のUPTLでもどうしても付かずに、ワッシャーを微妙に薄くして何とか取り付けるという荒業を。まあこんな適当に作って売れるんだから、羨ましいかぎりです。


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