ウクレレ部分塗装修理2016.09.06

ウクレレヘッド傷補修前 ウクレレヘッド傷補修後

 

ウクレレのヘッド上部とボディ下部への打痕の補修修理です。ケースの蓋が開いているのを気づかず持ち上げて落としてしまった模様。打ちどころが悪いと結構簡単に表面板等が割れてしまいますが、今回は打ちどころがよかったようです。とりあえずボディのクラックは大丈夫そうなので打痕の補修部分だけ部分塗装で直します。

 

ウクレレを地面に落として壊してしまうアクシデントはとてもよくある話。以前も表板をかなり粉々に割ってしまった修理があり直すのに苦労をした憶えがあります。また背負うタイプのハードケースの蓋が開いていて背中から落下・・・といった話も以前あったような。

 

ウクレレボディ傷補修前 ウクレレボディ傷補修後

 

ボディ下部の打痕はちょうどバインディングの角なので傷を消してからラッカー刷毛塗りの部分塗装で。ヘッド上部はちょっと傷が深いので一旦木地まで綺麗に出す必要がありそう。そのあと下塗りをしてからこちらは吹き付け塗装で仕上げました。このようにこの程度なら直すのは訳ないですが、打ちどころが悪いとクラックが起こりますし、大事なウクレレを落すのは精神的ダメージも大きいので是非気を付けてください。


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