続・ブリッジ剥がれ修理2022.12.19

ブリッジ剥がれ修理

 

ブリッジ剥がれ修理が続きます。このウクレレ思いっきりブリッジとの隙間ができてしまい、いずれ取れてしまいそうです。それもそのはず、何と表の彫刻の上からブリッジが貼られています。ブリッジ接着では何より密着が大事なのに、彫刻の凹凸があれば当然隙間ができるし、ボンドが密着するはずもなく、まあ取れるべくして取れた模様。このまま隙間にボンドを入れても再度取れてくると思うので、一旦剥がして接着面を平らにしてから再接着です。

 

ブリッジ剥がれ修理

 

接着面を平らにすると言ってもすでに彫刻の凹凸があるので、仕方なくブリッジの形そのままに四角く掘り下げました。表板も薄いので完全に平らにすると逆に強度がなくなりそうだし、大体コンマ5mm程度掘り下げて、完全には平らにできませんでしたが、まあそれでも接着強度は大丈夫でしょう。彫刻の上からブリッジを接着するとは、色々修理をしてきましたが、今回のケースは初めてです。

 

ウクレレブリッジ剥がれ


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