ウクレレ再塗装修理2018.04.01

  ウクレレ再塗装修理 オイハタ再塗装修理

 

再塗装修理です。とても状態のいい個体でしたがネック全面とボディの指が当たる部分の塗装が所々剥がれかかっています。ネックは塗装を一旦剥離して下地から、ボディは全体的にとても綺麗だったので剥離はせずにトップクリアのみで仕上げました。剥離すれば確かに綺麗に仕上がりますが、楽器へのダメージもありますので、する必要がなければしないほうが。強いカーリー杢の歪みは全面に出ていますが、これは再塗装で綺麗になります。

 

このウクレレはウレタン塗装だったので同じくウレタン・クリアを吹き付けました。ウレタン塗装は修業時代はそれが主でしたが独立してからはラッカー塗装が基本。ウレタン塗装は吹き付けの回数が少なく済む反面、ラッカーより硬い塗膜なのでバフ掛けが結構大変。貧弱設備しかない弱小工房ではちょっと大変なので、いつもはラッカーなのですが今回は久し振りにウレタン塗装。気合を入れて磨きました。


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