ストラップピン取り付け修理2017.03.09
ウクレレにストラップピンを取り付けてほしいというご依頼はよくいただきます。ソプラノはまだしもコンサートやテナーウクレレのように大きくなってくるとどうしても抱えたまま弾くのが大変なので、ストラップを肩から掛けて。ストラップピン2ヵ所でストラップを掛けるやり方がオーソドックスですが、エンドピン1か所でヘッドに結わくやり方やそもそもストラップピンを使わずサウンドホールに引っ掛けるタイプなど、色々な製品が出ています。
今回はコンサートとテナーウクレレ2本に取り付けました。コンサートにはゴールドピンを、テナーにはシルバーピンです。ねじ穴をあけてピンをねじ止めするだけですが、ネックヒールに穴を開けるにはちょっと注意が必要。ピンを留めるねじはテンションがかかる部分でもありそれなりに長いので、ネックヒールが細いタイプだと角度によっては反対側に穴が出てしまう危険も。そんな場合には裏板側のヒールキャップに取り付けるしかありません。今回は問題ありませんでした。