ネック仕込み角度修正修理2020.05.14

ネック仕込み角度修正修理

 

ネックの仕込み角度を修正します。画像では判りづらいですがジョイント部分から折れ曲がるように落ち込んでいて、その為ブリッジサドルが異常に高い状態。なんでこんなことになったのだろう?少しくらいならネック反り矯正ヒーターで何とかなるのですが、これはさすがにネックを一旦外さなければ治らない・・・ということで指板・ネックをボディから一旦外します。

 

ネックの仕込み角度は肝心要の重要箇所なので、ここがうまくないと色んなところで問題が起こります。今回のは異様にネックが寝てしまい、その為ブリッジサドルが極端に高い状態。ピッチもシャープ気味だし、大修理になってしまいますがここは大変でもネックを外して一からやり直した方がよさそう、ということで治します。

 

<追記>

 

ウクレレネック仕込み角度修正

 

結局指板を一旦剥がしネックを抜いてから角度を付け直して指板を再接着。本当はブリッジも剥がす予定でしたが、楽器のダメージを考えブリッジは剥がさず、指板を上にずらすことで対処しました。ネックの長さにはあまり余裕がなかったのですが、でもギリギリ何とかなりました。


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