お盆だからなのか最近毎日のようにウクレレ修理の問い合わせやご依頼があり、ウクレレ修理をやりつつ、製作のほうも進めなくてはいけないので結構忙しくしています。まあ私の仕事は人が休んでいる時にこそ働く仕事なので一向にかまわないのですが、来客もあったりして猫の手も借りたい状態が続きます。で今回はコアロハの弦高調整修理とセニーザの弦高調整・ペグ交換修理です。

コアロハは少し弦高が高くセーハしづらいという事で弦高を下げます。ネックの状態も特に問題はなさそうなのでビレない程度までぎりぎりの低さに。ブリッジサドルの高さも削る余裕があるので気持ち低めに削って2.5mm弱まで。これ以上は指板をラディアスに削る大修理になるのでとりあえずはここまで。

セニーザは逆に弦高が少し低めでビレが発生、ブリッジサドルは作り変える必要があります。このウクレレもネックの通りは問題なさそうなので擦り合わせ等は必要なく、弦高を若干高めにセッティングして2.7mm程度に。ペグ交換は付いていたフリクションペグからUPTペグへの交換なので穴を拡げるだけで取付完了です。