UPTウクレレペグ交換修理2016.08.18

ウクレレペグ交換修理

 

元々付いていたペグは古いタイプのフリクションペグ。重くてヘッド落ちするということなので、GOTOHの軽量UPTペグへ交換します。また1,4弦用のペグが下過ぎて弾くときに当たって邪魔だということで、穴を開けなおして上に少し移動させました。見た目は全然気にされないようなので、大胆にも穴に埋め木をしただけで仕上げました。穴にはマホガニーの丸棒が埋まっているだけで接着すらしていません。

 

UPTペグ交換修理

 

フリクションペグからUPTへの交換は穴の大きさを開けなおすだけで取り付けができるので、本来修理の痕跡が残らないのですが今回は位置をずらしたのでそうはいきませんでした。1,4弦用のペグが下過ぎて、またヘッドの付け根部分の平らでないところにペグが付いています。なぜこんな下に付けたのかは分かりませんが、確かに下過ぎてちょっと邪魔。今回の修理でヘッドが軽くなったのと同時にローフレット付近での弾き難さも解消したと思います。

 

 ペグ穴の埋め木

 

また今回の修理箇所ではありませんが、ヘッド形状のエラが張った部分も手が当たって嫌がる方がいるので、F’s ウクレレのヘッド形状のこの部分は丸くなだらかにしています。見た目より弾きやすさを重視してです。


Top