フレット打ち替え修理2024.03.16

フレット打ち替え修理

 

ウクレレのフレット打ち替え修理。ちょうど2台あったので一緒に打ち替えました。1台はコンサートで12フレットまで。それ以降のフレットは必要ないということでフレットの代わりに白線を埋め込みました。フレット溝は大抵0.5〜6mm程度なので0.5mmの白線がちょうどいい感じで入りました。もう1台はテナーのギターフレット。最初ネック矯正修理でやってきたのですが、見てみると指板面が波打っていたので、流石にこれで矯正は無理だろうと打ち替えになりました。

 

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スプルーストップ・コアテナー・カッタウェイ2024.03.11

ハワイアンコアテナー・カッタウェイ

 

スプルーストップのハワイアンコア・テナーが完成して今日発送予定です。カッタウェイ仕様でアロハツインのピックアップ付き。通常裏横のハワイアンコアは素杢かライトカールなコア材を使用しますが、スプルーストップの場合はあえて少しカールの入ったグレードの高いものを使います。スプルーストップで素杢のハワイアンコアでは安価なモデルと変わらなくなってしまうので。今回のコアテナーは裏横共にフルカールの綺麗なハワイアンコア。ちょっと奮発してしまった感はありますが、まあでも喜んでもらえれば良いでしょう。

 

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複弦テナーブリッジ剥がれ修理2024.02.29

複弦テナーブリッジ剥がれ修理

 

複弦のテナーウクレレは弦の張力が当然強いので、ブリッジもより強固に作らないと取れてしまいます。今回の複弦テナーのブリッジも隙間ができて剥がれかかっています。このまま隙間にボンドを入れて貼ってもまた剥がれてくると思うので、ここは一旦綺麗に剥がしてから再接着する予定。ブリッジ自体ももう少し大きく強度を持たせた方が良い気もしますが、とりあえずこのままこのブリッジを貼り付けます。クランプでガッチリ締め付けるので大丈夫だと思うのですが。

 

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カーリーコア・ダブルピックガード2024.02.20

カーリーコア・ダブルピックガード

 

ハワイアンコア製のダブルピックガード。いつもは片側ばかりのピックガードですが今回は両側です。裏横のハワイアンコアが綺麗なカーリー材だったので、ピックガードもそれなりに綺麗なカーリー材にしました。一応ブックマッチ材で。表裏を抜いた端材がちょうどブックマッチになるので有効活用できました。塗装はしませんでしたがオイルを塗り込んだので、カーリーのギラギラ感はちゃんと出てくれました。

 

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カマカ表裏剥がれ修理2024.02.15

カマカ表裏剥がれ修理

 

前回裏割れ修理で治した古いカマカ。一旦納品後、今度は表板が剥がれてきたということでの再修理です。よく見ると裏板も違うところが剥がれてきていたので一緒に接着しました。本当は一旦表裏を剥がして接着し直すのが安心ではありますが、大修理になってしまいますので今回は剥がれた箇所だけ。古いカマカは接着の劣化が酷いので、おそらく他の箇所も今後剥がれてくるリスクはあるのですが、その時は改めてしっかり治しましょう。

 

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