カマカ・ネック矯正修理2023.04.24
ネックの逆反り修理。単純に逆反りというよりねじれたネック矯正修理です。ボディに対してヘッドが傾いてるのが分かるくらいねじれています。フレットバリもかなり出ているし、かなりの乾燥状態に晒されたようで、矯正できるかどうか。ネック矯正は全く効かないこともあるので、それに加えてねじれまでとなると結構難しいかも。逆反りで弦高が2mmを切るような状態で、当然思いっきりビレています。とりあえずネックヒーターを当てて指板に熱を加えてみました。
ネックの逆反り修理。単純に逆反りというよりねじれたネック矯正修理です。ボディに対してヘッドが傾いてるのが分かるくらいねじれています。フレットバリもかなり出ているし、かなりの乾燥状態に晒されたようで、矯正できるかどうか。ネック矯正は全く効かないこともあるので、それに加えてねじれまでとなると結構難しいかも。逆反りで弦高が2mmを切るような状態で、当然思いっきりビレています。とりあえずネックヒーターを当てて指板に熱を加えてみました。
今回のミニチュアウクレレはパウアアバロン貝を巻いた豪華仕様。テナーウクレレに使うため取り寄せた1.3mmの細い物を使用しました。テナーには細めでしたがミニチュアウクレレには丁度いい感じ。ロゼッタ・パフリング共にパウア貝にしたのでとても綺麗です。表板のハワイアンコアも一応はマスターグレード材ですが、通常は接ぎをせずに一枚板を使います。ペグはいつもの自作ペグなので強度不足ですが、それでもミニチュアウクレレは弦のテンションが弱いので、まあ大丈夫だと思います。
ドイツ松・ハカランダ・テナーで12フレットジョイントのちょっと珍しいモデル。通常は14フレットジョイントなので、テナーで12フレットは今までほとんど作りませんでした。ブリッジが少し下側に付きますが、まあそれほど極端ではないし、問題ないでしょう。そのせいなのかどうなのか、えらい良い音しています。スプルースとハカランダの組み合わせは勿論音に影響しますが、12ジョイントもありかも。ブリッジ位置も関係しているのか、とにかくとても良い音が出ました。
ウクレレ表割れ修理が2台一緒に来たので治しています。1台は衝撃割れでもう1台は乾燥割れ。治すのは衝撃割れの方が簡単ですが、今回の割れは衝撃でズレてしまっているので、これは持ち上げてから接着する必要があります。乾燥割れは大抵は埋木が必要になりより手間がかかりますが、今回のは凹んでしまってもいるので、裏からの補強をまずは貼ります。どちらもそこまで酷いことにはなっていないので、まあ綺麗に治ってくれるでしょう。
去年末にオーダー頂いてからかなりお待たせしてしまいましたが、ようやく完成して納品できました。オーダーのタイミングによっては完成まで間が空いてしまう事があるので、また今回は工房の引越しも間にあったので、この時期になってしまいましたが、喜んでいただけたようで何よりでした。スイス系スプルースのマスターグレード材とハカランダのこれまた王道の組み合わせ。ハカランダはもうなかなか手に入りませんが、やっぱり良い音してくれていますね。