アバロン貝パフリング・ハカランダバインディング2021.05.24
テナーウクレレヘッドにアバロン貝パフリングとハカランダバインディングを。ボディにも同じ組み合わせで巻かれます。ヘッド天神は黒檀ですがハカランダは敢えて赤っぽいのを選んだので映えて綺麗そう。ネックもちゃんとホンマホネックで黒檀を間に挟んだ豪華仕様です。スロテッドに貝を巻くのはあまり幅が取れないので黒白は敢えて省いてシンプルな感じにしました。
テナーウクレレヘッドにアバロン貝パフリングとハカランダバインディングを。ボディにも同じ組み合わせで巻かれます。ヘッド天神は黒檀ですがハカランダは敢えて赤っぽいのを選んだので映えて綺麗そう。ネックもちゃんとホンマホネックで黒檀を間に挟んだ豪華仕様です。スロテッドに貝を巻くのはあまり幅が取れないので黒白は敢えて省いてシンプルな感じにしました。
かなり年代物のパイナップルウクレレ、表板が全体的に思いっきり凹んでしまっていて、表裏共に下部が剥がれかかっています。オークションで手に入れたそうで届いてビックリ!頭を抱えていましたがでもちゃんと治して弾けるようにしたいという立派な心意気、古い楽器をオークションで下手に買わないほうが良いですよと話しつつ、ちゃんと弾けるように何とかやってみます。
もちろんおすすめはしないですが、仕上がりの見た目を気にしないということであれば、塗装無しでの割れ修理もやってやれないことはありません。今回は塗装無しで割れ修理を治して欲しいという事でしたので接着のみで。複雑な割れだと無理ですが縦一本の短い割れなので、裏から補強はもちろんしますが接着後も縦スジが思いっきり残ります。
埼玉の地域新聞ショッパーに去年取材してもらい何人かの方から問い合わせを頂きましたが、今回はそのショッパー経由での初のオーダー、スプルース・コアテナーカッタウェイが完成しました。地域新聞ショッパーはかなり昔からポストに定期的に入っていたような記憶がありますが、やはりそれだけ続くのは読者が多い証拠だなぁと、今回のオーダーで実感してしまいました。
踏み付けてしまったのか、上から下まで長い亀裂が入ってしまったカマカです。これはとんでもなく重症かと言えば実はそうでもなく、亀裂が長いだけで縦に1本だけ入った割れは比較的治しやすい部類。いつものように両側から押さえて圧着すれば綺麗に付くので、段差にならないよう気を付けて圧着します。押さえる治具もカマカなのでおそらく以前に作ってあるかもしれません。