続々・カマカ分解修理2023.04.30

カマカ分解修理

 

カマカ分解修理が続きます。今回も熱を加えず簡単に剥がれてしまうほどのボンドの劣化が見られ、表板はセンター接ぎまで外れてしまいました。指板以外の全てのパーツを剥がしてから再度きちんと再接着します。ブリッジはまだしっかりと付いていた感じではありますが、ここはテンションが強くかかるところなので、やっぱり一旦剥がした方が良いでしょう。表裏を剥がしてしまうとボディの形が崩れてしまうので、再接着が少し難儀しますがズレないように貼り直します。

 

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マーチン表割れ修理2023.04.29

マーチン表割れ修理

 

古いマーチンソプラノの表割れ修理。トップ落ちがかなり酷いので、耐えきれずに割れたようです。マーチンは着色されていることが多く埋木になるとちょっと厄介でしたが、それはどうやら大丈夫そう。隙間は出来ていないようなので、そのまま接着して再塗装します。こういった場合、木地まで出すと当然着色が取れてしまうので、できれば木地まで出さずに仕上げたいところ。艶もかなりある塗装なので、部分塗装でそのまま仕上げます。

 

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カマカ・ネック矯正修理2023.04.24

カマカネック矯正修理

 

ネックの逆反り修理。単純に逆反りというよりねじれたネック矯正修理です。ボディに対してヘッドが傾いてるのが分かるくらいねじれています。フレットバリもかなり出ているし、かなりの乾燥状態に晒されたようで、矯正できるかどうか。ネック矯正は全く効かないこともあるので、それに加えてねじれまでとなると結構難しいかも。逆反りで弦高が2mmを切るような状態で、当然思いっきりビレています。とりあえずネックヒーターを当てて指板に熱を加えてみました。

 

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ミニチュアウクレレ・パウアアバロン貝2023.04.20

ミニチュアウクレレ・パウア貝ロゼッタ・パフリング

 

今回のミニチュアウクレレはパウアアバロン貝を巻いた豪華仕様。テナーウクレレに使うため取り寄せた1.3mmの細い物を使用しました。テナーには細めでしたがミニチュアウクレレには丁度いい感じ。ロゼッタ・パフリング共にパウア貝にしたのでとても綺麗です。表板のハワイアンコアも一応はマスターグレード材ですが、通常は接ぎをせずに一枚板を使います。ペグはいつもの自作ペグなので強度不足ですが、それでもミニチュアウクレレは弦のテンションが弱いので、まあ大丈夫だと思います。

 

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ドイツ松・ハカランダ・12フレットジョイント2023.04.15

12フレットジョイント・ドイツ松ハカランダ

 

ドイツ松・ハカランダ・テナーで12フレットジョイントのちょっと珍しいモデル。通常は14フレットジョイントなので、テナーで12フレットは今までほとんど作りませんでした。ブリッジが少し下側に付きますが、まあそれほど極端ではないし、問題ないでしょう。そのせいなのかどうなのか、えらい良い音しています。スプルースとハカランダの組み合わせは勿論音に影響しますが、12ジョイントもありかも。ブリッジ位置も関係しているのか、とにかくとても良い音が出ました。

 

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