コアコンサート・テナーネック交換2026.03.15
2012年製のロット番号が98なのでまだ100台未満の頃の作品、中古で手に入れた時から表裏が結構派手に割れていた状態だったようで、上から押しつぶされた感じ。これを機会にネックをテナーネックに交換したいということでしたので、思い切って分解修理します。裏を開けて割れを完全に治してから再度貼り直します。また裏板にはバインディングが巻かれていないので溝を掘り直してメイプルバインディングを巻き直しました。
2012年製のロット番号が98なのでまだ100台未満の頃の作品、中古で手に入れた時から表裏が結構派手に割れていた状態だったようで、上から押しつぶされた感じ。これを機会にネックをテナーネックに交換したいということでしたので、思い切って分解修理します。裏を開けて割れを完全に治してから再度貼り直します。また裏板にはバインディングが巻かれていないので溝を掘り直してメイプルバインディングを巻き直しました。
全面にウェザーチェックがびっしりと入ったハワイアンコアトップの表割れ修理。指板横両側とサウンドホール下にも1箇所入っており、すべての割れが埋木必須の乾燥割れ。ウェザーチェックが入るということは木が動いているということなので、乾燥不十分や環境問題で入った乾燥割れだと思われます。3箇所全てに溝を掘り、そこに色合わせしたハワイアンコアの薄板を埋め込みました。またフレットバリもかなり出ていたのでそれも一緒に取りました。かなり乾燥状態に置かれていたと推察されます。
表板にサインが入ったカマカの表割れ修理。サインそのままで治してほしいというリクエストでしたので、サインをそのまま残して割れ接着します。段差ができないように割れた箇所を圧着し、裏から補強材を貼り付けるのはいつもの通り、通常はここから表板の塗装を剥離して、最初から塗装をし直すことで傷口が完全に分からなくなりますが、今回はサインを残さなくては行けないのでそれが出来ません。なのでサインの上から塗装せざるを得ず、どうしても傷口の筋が僅かに残ってしまうのは仕方がありません。
とても古いウクレレのブリッジ交換修理です。弦高が異常に高く、最初ネック反り修理としてきましたが、ネックは反っておらずネックの仕込み角度がきつすぎるのが原因のようです。弦高が4mm、昔のウクレレはただの伴奏楽器で上の方まで押えなかったので、製作ミスというよりはこれが昔は正常だったのかも、とにかくこれでは弾きづらいということでブリッジ交換で対応しました。
落下事故かどうかは分かりませんが、かなり激しく裏板が割れたコアロハです。ライニングが無い楽器なので、割れる時は激しく割れるのはいつものこと、横板にまでは割れが入っていないようなのでその点はよかったです。今回は割れ方が激しく、もう少し素直な割れ方だったら複数箇所割れていてもこのままなんとか補修もできたでしょうけど、ここまで激しく割れてしまっているとそうもいかず、結局裏板を開ける修理になりました。