表板剥がれ修理2025.04.01
表板剥がれ修理です。横板に大きな打痕傷があるので、それが原因のようです。表板が合板だからなのか、結構反り返って剥がれています。横板の型崩れも起こっていないようなので、このまま貼り付けます。一部断裂したように裂けて割れていますが、ここもこのまま貼り付けるしかなさそうなので、一緒に平らにします。どうやらこのウクレレは着色されているようですね、合板を目立たなくするためだと思います。
表板剥がれ修理です。横板に大きな打痕傷があるので、それが原因のようです。表板が合板だからなのか、結構反り返って剥がれています。横板の型崩れも起こっていないようなので、このまま貼り付けます。一部断裂したように裂けて割れていますが、ここもこのまま貼り付けるしかなさそうなので、一緒に平らにします。どうやらこのウクレレは着色されているようですね、合板を目立たなくするためだと思います。
指板に猫のインレイを埋め込んだオールハワイアンコアのソプラノウクレレ。すでに納品済みですが完成しました。ネックシェイプを12mmの極薄に削り、ペグはUPTのシルバー。独立当初から買って頂いているウクレレ教室の生徒さん用です。ここの教室ではネックの薄さをいつも頼まれるので、今回も12mmで。12mmで削ったつもりでも少し厚いと言われたこともあるので、今回は12mmちょっと切るくらいに極薄にしました。
隣の鹿嶋市でウクレレ教室をされている先生が生徒さんとご一緒にうちに来られてご購入された、オールハワイアンコア、全面綺麗なカーリーコア・コンサート。うちにもう一台あったコアソプラノとどちらにしようか、大いに悩まれていましたが結局コンサートということになりました。確かにソプラノはコンサート並みに鳴っていたので、悩むのも納得。コンサートはまだ完成したばかりだったので、そのせいなのか、コンサートも弾き込んでぜひ鳴らしてください。
カマカの裏板剥がれ修理。経年変化でボンドが劣化して剥がれたようで、いつもの分解修理になるかと思いきや、中のブレーシング類は一応付いているようなので分解まではせずこのまま再接着です。表板も一部剥がれかかっていたので一緒に貼り付けました。裏板剥がれは結構広い範囲で剥がれてしまっているので、ボディ自体が歪んでしまい、このままではきちんと貼り付けることができません。本来このボディに合わせた型を作るべきですが、そこまでは大変なので違うやり方で何とかします。
大きくヘッドが傾いたウクレレネックの矯正修理。ネックを見ればいかにも反ってきそうな木目のコア材。しかもかなり薄めのネック材なのでねじれ気味に反ってきたみたいです。ネック矯正は通常、順反り・逆反りには結構効きますが、ねじれにはなかなか難しいかも。結局2回熱を加えて矯正しましたが、半分程度で完全には戻らずだったのでフレット打ち替えまで行いました。ネックが薄かったので削りすぎないよう、それでも指板面を平らにできたのでそのままフレットを打ちました。